Memorial
宮崎市
安井息軒記念館
「宮崎市安井息軒記念館」(当館)の前身は、平成14年、旧清武町の時代にオープンした「きよたけ歴史館」です。当時のテーマは、縄文の時代から文化の栄えた清武の歴史と清武町出身の「知の巨人」安井息軒の偉業を紹介することでした。平成22年に旧清武町が宮崎市と合併、新宮崎市内の歴史関連施設の見直しが始まると一時は廃館の危機に見舞われますが、安井息軒の紹介に特化するというコンセプトを打ち出すことで存続が決まり、平成29年4月に「宮崎市安井息軒記念館」としてリニュアルオープンすることができました。
外観および館内の様子
所在地 | 〒889-1605 宮崎県宮崎市清武町加納甲3378-1 ※無料駐車場有 正面駐車場:普通車11台+大型観光バス4台 裏手駐車場:普通車11台 |
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電話 | 0985-84-0234 |
FAX | 0985-84-2634 |
開館時間 | 9:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は開館) 祝日の翌日(土日を除く) 年末年始(12月29日~1月3日) |
入館料 | 無料 |
常設展示室
日本を近代国家へと送り出した「知の巨人」安井息軒の生い立ちと成長、大坂と江戸での苦学の様子、清武郷校「明教堂」での教育、飫肥藩校「振徳堂」への赴任、江戸への旅立ち、幕末維新にかけての活躍、学問の大成、没後の評価などについて、豊富な資料とともに紹介しております。
ご要望があれば職員が詳しい解説(30~60分)を行います。事務室までお申し出ください。
特別展示室
展望室
研修室
閲覧室
茶室「香梅庵」
「香梅庵」は、宮崎県下の公共施設では数少ない露地庭(茶庭)を備えた本格的な伝統茶室です。11月~4月までは「炉開き」をします。茶道具は一通り取り揃えており、利用者には追加料金無しで貸し出しております。
利用時間帯 | 料金 |
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9:30 ~ 16:00 | 360円/1時間 |
ご利用お申し込みは、下記の申込書をダウンロードし、ご記入の上で事務所窓口にてお申し込みください。またWEBフォームからもお申し込みできます。利用料の支払いを以て、受付完了となります。
その他施設
玄関から入って正面の廊下では安井息軒に関する解説を掲示しています。また突き当りには清武出身の刀工井上真改の日本刀や木喰上人の木彫など、清武ゆかりの美術品を展示しています。
当館敷地内には「安井息軒廟」と「先人廟」が並んでいます。二つの廟が建てられたのは「きよたけ歴史館」より早い平成6年のことです。「安井息軒廟」の中には、清武町木原出身の彫刻家長田満也氏による「安井息軒座像」(クスノキ一刀彫)が安置されています。「先人廟」は、昭和25年に半九公園(息軒旧宅)に建立された廟を移築したもので、例年息軒の命日にあたる9月23日には、廟前で宮崎市主催「先人祭」が催されています。
森鷗外の小説『安井夫人』のヒロインとしてあまりにも有名な川添佐代を偲ぶ供養碑です。川添佐代は1862年旧暦1月3日に江戸で亡くなり、江戸のお寺に埋葬されました。当館では、例年1月の第一土曜日に「お佐代さんを偲ぶ会」が開催されています。
団体見学申請
団体での入館をご希望の場合、事前に「団体見学申請書」をご提出ください。もし予約せずに大人数でご来館されますと、例えば同時刻に申請済み団体がいた場合にご入館をお待ちいただいたり、駐車場のご利用をお断りしなければならない事態が生じる恐れがございます。そうした事態を避けるためにも、団体見学をご希望の際は事前に事務室にお問い合わせの上、下記の要領で「団体見学申請書」をご提出ください。
- 団体受付に関するお知らせをご覧ください。
- お電話またはFAX・Eメールにて、ご来館予定日の予約状況をご確認ください。予約状況によっては希望日時での団体入館をお受けできない場合がございますが、どうぁご了承ください。
- 下記の「団体見学申請書をダウンロード」をクリックするとWordファイルがダウンロードされます。「申請書記入例」をご参考に全ての項目にご記入頂き、お問い合わせフォーム(※)より申請書を添付してご送信ください。あるいは郵送・FAX・Eメールでお申し込みください。
※お問合せフォームから団体見学申請を行う際は、お問合せ区分の「団体見学申請のお問合せ」にチェックを入れてから送信して下さい。
【問い合わせ先・申込先】
〒889-1605 宮崎県宮崎市清武町加納甲3378-1 宮崎市安井息軒記念館
TEL:0985-84-0234
FAX:0985-84-2634
Email:sokken.yasui@pic.bbiq.jp