9月23日 息軒の日盛大に✨🌈
9月23日は日本を近代化に導いた知の巨人、安井息軒の命日🌈
この日は例年、まず安井息軒記念館の安井息軒廟の前で先人祭が行われます。
その後場所を清武文化会館に移して、午前中「安井息軒記念講演会」を開催しました。
今年の講師は清武のご出身で、大分大学名誉教授、日高貢一郎氏による、「森鷗外『安井夫人』を読む」というタイトルで、森鷗外の理想の女性とも言うべき安井夫人、川添佐代について、熱く語っていただき、百名を超える聴衆を魅了しました。
午後からは、まず宮崎市芸術連盟清武支部と宮崎南高等学校による安井息軒に関する詩吟・書道吟が、続いてグループによる愛らしいハンドベルの演奏がありました。最後は清武の児童を対象に募集され、応募した児童による渾身の安井息軒の朗読劇で息軒の日を締めくくりました。
さらに文化会館のロビーには、清武町域の年長の園児たちの描いた息軒の似顔絵と息軒が推奨した干し野菜に端を発する「田野・清武地域の日本農業遺産」に関する内容がところ狭しと展示され、まさに息軒一色の一日でした。