「安井息軒記念講演会」を開催します✨

明治9年（1876）9月23日、「知の巨人」安井息軒は東京の土手三番町の自宅——ここは三計塾を兼ねる広さ143畳の大屋敷でしたが——で、家族とたくさんの弟子たちに見守られながら亡くなりました。安井息軒顕彰会では、息軒先生を偲んで毎年息軒先生の命日にあたる秋分の日の祝日に、外部より講師をお招きして「安井息軒記念講演会」を開催して参りました。今年（令和5年）は、大分大学名誉教授日高貢一郎先生にご講演いただけることになりました。

　講師：大分大学名誉教授日高貢一郎先生
　演題：森鷗外『安井夫人』を読む
　日時：令和５年９月２３日（土）
　　　　　開会：１０：１５
　　　　　講演：１０：３０～１２：００
　場所：清武文化会館・小ホール
　申込：宮崎市安井息軒記念館（TEL0985-84-0234）
　　　　　※当日会場での申込も可

午後からは「息軒の日」と銘打ちまして、安井息軒に関する「詩吟・詩舞」、児童による「息軒劇」と「ハンドベル演奏」をはじめ、田野町「日本農業遺産」の紹介や清武町域の園児らが描いた「安井息軒の似顔絵」の展示、息軒関連図書の販売が行われます。

また安井息軒記念館ではこの日から夏休み作品展が始まり、息軒関連の絵画・似顔絵や書道、自由研究作品が展示されます。どうぞお誘いあわせて、お越しください。

2023年9月15日（修訂）

森鷗外「安井夫人」が初めて発表された雑誌『太陽』。当館にて展示中。（日高貢一郎先生ご提供）