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令和6年度 安井息軒記念講演会開催🌈

安井息軒は宮崎市清武町の出身で、日本を近代化に導いた知の巨人です。息軒は江戸も末期に近い寛政11年1月1日、飫肥藩清武郷中野に生を受けます。

大阪や江戸で学ぶなどして学者として成長し、32歳まで清武の明教堂で、その後飫肥に呼ばれ、開学したばかりの振徳堂で、そして39歳で家族を伴い江戸に出て三計塾を開塾し、子弟の教育に当たりながら学問を深めました。そして学者として、教育者として、老中等に日常的にアドバイスをするアドバイザーとして活躍をしながら、江戸末期における儒学者の頂点に昇りつめました。
明治初頭維新期においても現役の官僚や知事たちの多くが息軒の門をたたき、新しい国家や地方創成のために必要なことを学んでいきます。息軒は日本を近代的な法治国家へと導く橋渡しをしたともいわれています。
息軒の命日は明治9年9月23日、息軒の幾多の功績を偲んでこの日に例年講師の先生をお招きして、安井息軒記念講演会を開催しています。
今年の講師は早稲田や国士舘、國學院大學等で講師をしておられる大場一央先生です。大場先生は中国思想や日本思想に精通しておられ、令和4年度には産経新聞紙上で「日本の道統」を連載され、日本における儒学者の系譜をつぶさに紹介されました。その中で息軒についてもご紹介いただき、その後先生とコンタクトをとって、記念講演会の講師をということでご相談し、快諾を得た次第です。

安井息軒が江戸の儒学の系譜の中でそして、維新期、没後においてもどのような役割を果たしたのかを解説していただく予定で、わたしたち関係者もとても楽しみにしています。
オープニングは心地よいハンドベルの演奏。終了後、清武の子どもたちによる息軒劇も上演されます。地元の俳優さんたちも交えた本格的な劇です。
今年はいつもの清武文化会館が改装中のため、宮崎市民文化ホールイベントホールで午後1時から開催されます。
お間違えのないようにお願いようにお願いします。東京大学名誉教授、五味文彦先生によりますと、宮崎は偉人の宝庫。こうした偉人の業績に触れるためにも、ぜひみなさまお誘いあわせの上ぜひご来場ください。
事前申し込みなしでも大丈夫ですが、準備の関係上、下記のポスターに添付されているQRコードからお申し込みをいただけると幸いです。お電話やFAX、メールでも構いません。お名前と連絡先をご連絡いただけると幸いです。
宮崎市安井息軒記念館 ℡  0985-84-0234
fax   0985-84-2634
mail   sokken.yasui@pic.bbiq.jp