お佐代さんを偲ぶ会 開催✨
1月8日(土) お佐代さんを偲ぶ会を開催しました。
安井息軒の若く、優しく、賢い奥さん、お佐代さんは
多くの方々にとっても、そして文豪森鷗外にとっても、
明らかに憧れの対象でした。
大正2年12月、宮崎のジャーナリストであり、郷土の
研究家でもあった若山甲藏が、「安井息軒先生」を出
版します。その日を心待ちにし、出版されるとすぐに
購入。そして短編小説、『安井夫人』を雑誌『太陽』
に発表します。明らかに安井息軒、そして佐代さんは
森鷗外の憧れの対象でした。
因みにこの小説は、安井息軒の研究科のお一人で清武
ご出身、大分大学名誉教授の日髙貢一郎先生の調査で
は、戦前の教科書に43回登場したとのことです。登場
した教科書は国文や修身、礼法などです。
佐代さんの命日は文久2年1月3日、そこで例年お佐代さ
んを偲んで、当館では「お佐代さんを偲ぶ会」を開催し
ています。
今年もまだコロナのオミクロンが拡散していない時期で
したので1月8日(土)に開催しました。